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【活動報告】2023年スペシャルオリンピックス夏季世界大会・ベルリン帯同報告

2023年6月にドイツで開催された、知的障害アスリートのためのオリンピック、『2023年スペシャルオリンピックス夏季世界大会・ベルリン』に、当研究室から塩田有規医師(准教授)、染谷咲子看護師(医学研究科博士課程1年)、富樫維親理学療法士(医学研究科博士課程2年)が帯同しました。

今回は、看護師の立場として、染谷が報告いたします。

スペシャルオリンピックスの目的は、日頃の練習の成果を発揮する場、社会経験や交流の機会の提供の要素があります。スポーツを通じて、今後のアスリートの共生社会での生活にプラスになるような経験や、インクルーシブ社会へがコンセプトとなっています。

メディカルチームは試合での外傷発生や帯同中の体調不良に対するメディカルサポートに加え、朝晩の選手のコンディションチェックを実施し、選手の体調や睡眠、食欲の状況などを確認しました。

内科対応や心理的要因へのメディカルサポートに関しては、多種多様で、デリケートな部分でもあります。時には時間をかけながら、しっかり話を聞き、コミュニケーションを取りつつニーズを導き出し、対応する重要性も再認識しました。

(そして試合への応援もしっかり行ないました!)

今後も、スペシャルオリンピックスアスリートがスポーツを通じて安全に、元気に、活動する機会を拡大できるよう、引き続きメディカルサポートを行なってまいりたいと思います。

文章:医学研究科博士課程1年 染谷咲子

バドミントン代表アスリートと
バスケットボール代表アスリート・コーチと

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