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【現場教育】パラアスリート支援
スポーツ医学研究室所属の医師、看護師、理学療法士、トレーナー、大学院生で積極的にパラアスリートの支援を行っています。
順天堂大学には東京2020パラリンピックに出場した選手が多数在籍しています。彼らの頑張りもあり、学内でもパラアスリートに対する認識、理解が深まりつつあります。今後、順天堂大学ではパラアスリートに対しても積極的にサポートしていく方針を打ち出しています。
順天堂大学にはアスリートを支える施設・設備、スポーツの指導者や高い目標を掲げる同僚、そして彼らの競技力向上や健康をサポートする教員、医師、理学療法士、アスレティックトレーナー、研究者などの人材がすべて揃っています。その中で、われわれスポーツ医学研究室では、医学的な側面から彼らのサポートを行っております。
障がい者スポーツドクターの資格を持った医師やスポーツファーマシスト、看護師、理学療法士、アスレティックトレーナーが在籍し、メディカルチームで大学に在籍する選手のサポートや、パラ大会への帯同も積極的に行っています。2021年12月にバーレーンで開催されたアジアユースパラ選手権大会に、塩田医師が参加しました。今後も国内外の大会などに積極的に参加してサポートを行っていく予定です。
現在、我々は日本パラ水泳連盟事業「次世代ターゲットスポーツの育成支援」の一環として、本学に在籍するパラ水泳の荻原虎太郎選手(東京2020パラリンピック水泳日本代表)に対して、トレーニングのサポートをしています。学生アスリートでは競技力向上に加えて、選手として主体的に行動することが重要となります。そのため我々は、最先端の機器を使って選手の身体能力を計測し、その結果を選手自身とともに評価、確認するようにしています。それを基にまずは選手自身がトレーニングを立案することで、大学卒業後も自律してトレーニングが行えるようなサポートを実現しています。荻原選手が目指すは2024年パラリンピックメダル獲得です。