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井上拓海さん(博士課程4年)の論文がOrthopaedic Journal of Sports Medicineに掲載されました

2025年12月8日に井上拓海さんの論文がアメリカ整形外科スポーツ医学会が発行する Orthopaedic Journal of Sports Medicine に掲載されました。

https://journals.sagepub.com/doi/full/10.1177/23259671251397547

本邦には、60歳以上で競技スポーツとして野球に取り組む団体である「全日本還暦軟式野球連盟」が存在します。当研究室では、博士課程4年の井上拓海を中心に、還暦野球競技者を対象とした大規模な運動器機能調査を2024年より実施しています。腱板断裂は、野球などのスポーツを行っていなくても60代以降に生じやすく、加齢が大きな要因とされています。本研究では、還暦野球競技者の約4人に1人に腱板断裂が存在しましたが、その約3分の2は痛みなどの自覚症状がなく、一般高齢者と同程度の割合でした。これらの結果から、腱板断裂を有していても野球を継続できている高齢競技者が多いことが明らかとなりました。本研究は、60歳以上の野球競技者を対象に腱板断裂を調査した世界初の報告であり、野球に限らず、シニアスポーツに取り組む方の治療や競技継続を考える上で重要な知見を提供するものと期待されます。

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