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【活動報告】菅平診療2023-2024について

当研究室では、所属する医師、看護師等約8名が、今シーズン(夏季・冬季)も長野県上田市菅平高原での医療活動支援をさせていただきました。

菅平高原は、夏季・冬季共に様々な競技スポーツのメッカとして愛用されている場所です。

夏季は、ラグビー、サッカー、陸上の合宿地として、小さなお子さんや小・中・高・大学生、トップアスリート、スポーツ愛好家と、幅広い年齢層・競技レベルの方が競技中の怪我や合宿中の体調不良などのために受診されます。

冬季は、スキー・スノーボードにおける脳振盪、鎖骨や手首の骨折、肩関節の脱臼、打撲などの外傷なども発生しています。

もちろん、クリニックは菅平にお住まいの方々も定期受診されます。

菅平地区唯一の診療所でもあり、重症や緊急を要する場合、転院搬送のケースもあります。病院までスムーズに行っても片道30分以上かかることもありますが、夏季繁忙期では重症外傷や脳振盪による意識障害などが同時多発で発生することも見受けられます。

今シーズン(夏季)は、競技中に発生した脳振盪等の傷病者の早期対応・早期搬送を目指し、ラグビーの大会中の競技会場・診療所双方の医師の待機と処置等の引き継ぎを行いました。また、他大学が行った試みとして繁忙期間中の医師・救命救急士・学生の緊急車両待機競技場での医療活動支援にも、参加させていただきました。

今後も、菅平をご愛用されている方々が、より安心・安全にスポーツに打ち込めるよう、医療従事者だけでなく、教員、学生含め様々な形で関わっていきたいと思います。

菅平高原クリニック https://www.keijinnet.or.jp/medical/sugadaira/

(文章:医学研究科博士課程1年 染谷咲子(看護師)

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