2022年12月11日(日)に静岡県で開催されました「伊豆トレイルジャーニー2022」にて、本学保健看護学部の学生8名、京都橘大学救急救命学科の学生1名が救護見学で参加し、当研究室染谷咲子(看護師:M2)が救護本部業務と学生の見学フォローをさせていただきました。また、救護スタッフとして保健看護学部の卒業生も数名参加しました。
伊豆トレイルジャーニーは静岡県西伊豆松崎新港から修善寺のフィニッシュまで山道や舗装路などを走りつなぐ70km、28km、お子様向け1kmの3種目で開催され、およそ1800人が出走されました。救護所は4箇所、29名の救護スタッフ(医師、看護師、救急救命士)が、救護所、コース上、救護本部等をサポートしました。
救護見学の学生は、フィニッシュ会場にて一般ボランティアとして選手の荷物受け渡しを行ったり、各救護所で救護スタッフのもとで実際の傷病者対応を見学したり、救護本部業務の見学や救護ディレクターから実際の消防との連携や救護体制に関しての説明を聞く等を経験しました。
また、参加にあたって事前説明会を開催し、大会のコンセプトやコース概要、参加選手の特徴、過去の大会の様子、救護体制や傷病者傾向の説明なども共有しました。
参加した学生からは、「実際のスポーツ現場での多職種連携の大切さや、救護体制を見学できて大変勉強になった。傷病者対応を見ることができ、これからの臨床経験に活かしたい。机上での学びがリアルに実践できて貴重な経験ができた。」などの感想をいただき、学生にとってもスポーツ医学の貴重な学びになりました。
今回、このようなスポーツイベントでの救護体制のサポートだけでなく、スポーツ医学を学びたい学生が、スポーツ現場で実践形式での学びの機会になる取り組みを行いました。
当研究室では、看護師等のメディカルスタッフ帯同報告や、スポーツイベントの救護スタッフ参加報告などを開催し、スポーツ現場に興味がある学生などにもスポーツ現場での見学等、実践教育の場が充実できるように取り組んで行きたいと考えています。
このような活動にご興味のある方はぜひ下記にお問い合わせください。
sportsmed@juntendo.ac.jp